洗剤で手が荒れる...洗剤負けする主婦が知っておきたい手荒れを防ぐ方法3選

洗剤で手荒れがひどい.......というお声を主婦の方からよく聞きます。

治していくにあたって何が有効なのか、ご紹介させていただきます。

 

もくじ

1.洗剤で手荒れする原因

2.洗剤から手肌を守る方法①ゴム手袋

3.洗剤から手肌を守る方法②ハンドプロテクター

4.洗剤から手肌を守る方法③絆創膏

5.手荒れを治すにはどうしたいいの?

 

 

洗剤負けで手荒れする

1.洗剤で手荒れする原因

洗剤で手荒れする原因は、洗剤が「乾燥」の原因になるからです。

洗剤が手を乾燥させるメカニズムは、手肌を覆っている皮脂膜(油分)が、洗剤の界面活性剤によって浮き上り、洗い流され、肌のバリア機能が低下します。バリア機能が低下すると、手の水分や天然保湿因子が内側に留められず、乾燥してしまうのです。

洗剤は、お料理の油汚れを落とすだけでなく、手が必要としている油分も落とします。

洗剤に限らず、石けんによる手洗いでも同じことが起きます。

また、42℃以上のお湯も、手の皮脂膜が水に溶けやすくなるため、手荒れする要因になります。

 

また、手荒れの原因として「摩擦」も大きな要因となります。

皮脂膜が摩擦で削り落とされてしまうと、これも「乾燥」の原因になります。

例えば、焦げや汚れを落とす際に、メラミンスポンジなど摩擦の発生しやすい物を素手で使うのも、手荒れの要因になっているかもしれません。

 

他にも「重曹」も手荒れの原因になります。

重曹は、環境に優しいイメージがありますが、弱アルカリ性であるため、手荒れの原因になります。「漂白剤」など、より強力なアルカリ性のものも、手に大きなダメージを与えます。

 

 

洗剤で手荒れ負けするならゴム手袋

2.洗剤から手肌を守る方法①ゴム手袋

手肌を守る方法として簡単なのは、ゴム手袋を使う方法です。

ゴム手袋を適切に使うことで、洗剤や摩擦、アルカリ性のどれも直接影響を与えないようにすることができます。

ただし、ゴム手袋は、手を動かしやすい天然ゴムなどが100均などでもお手頃に売られていますが、天然ゴムアレルギーになる可能性があります。

天然ゴムアレルギーが気になる場合は、ニトリルゴム手袋など、別の素材ものを使うようにしましょう。

素材を変えたほうが良いのですが、ビニール手袋で二重にして、天然ゴムを直接触れないようにすると、多少はマシになるそうです。

 

 

洗剤負けで手荒れするならハンドプロテクター

3.洗剤から手肌を守る方法②ハンドプロテクター

ゴム手袋をすると、触感がなかったり、細かい作業しづらかったり、蒸して使いづらいこともあるかもしれません。

そうした場合には、ジェルタイプの「ハンドプロテクター」がオススメです。

ジェルを素肌にあらかじめ塗っておくことで、手洗い、食器洗い、アルコール、重曹、漂白剤によるダメージを緩和することができます。

ゴム手袋とちがって完璧に防げるわけではなく、摩擦も減らすことはできませんが、何回も塗り直す必要がないことが特徴的です。半日ほど、ダメージを緩和させ続けることができます。

手洗いをしても、そのたびに塗る必要があるハンドクリームとは違います。

洗剤、重曹による日常でのダメージを緩和することができます。

看護師や介護士、厨房スタッフ、食物工場、主婦などから人気です。

 

 

4.洗剤から手肌を守る方法③絆創膏・手袋・保湿クリーム

「指先だけ手荒れ」「あかぎれが」という方は、絆創膏も有効な手段です。

もちろん長時間貼っていると、ふやけて角質が乱れやすくなるなど悪影響がないわけではないのですが、例えば手の指紋が薄れるような作業をする前に貼っておくことで、摩擦から指先の皮膚を守ることができます。

 

具体的にどの商品がいいのか迷っている方は、こちらの記事をご参考にしてください。他サイトのブログや口コミから、一般的に手荒れの人から人気な商品をご紹介しています。

 

薬が簡単に剥がれ落ちないようにすることもでき、適切に使えば、手荒れやあかぎれの改善に繋がります。

 

手袋や保湿クリームは、手を乾燥させず、「保湿」させ続けるのに適切です。

ただ、いずれも手がかゆくならないように注意してお使いください。

掻きむしることが、一番手の悪化に繋がります。

 

 

 

5.手荒れを治すにはどうしたいいの?

手荒れを治すには、「治療」「予防」「保湿」「引っ掻かない」が大事です。

 

手荒れにおける「治療」とは、具体的には炎症を抑えることです。

痛みやかゆみ、赤み、湿疹などは炎症を抑える、軟膏や紫外線治療などを皮膚科で受けることをオススメします。

 

手荒れによる「予防」とは、手荒れの原因となるダメージを防ぎ、緩和することです。

例えば、「治療」を受けて炎症を抑え、皮膚が回復してきても、依然と同じようにダメージを受けていれば、当然治っても悪化していきます。

ですので、日常で受けるダメージをいかに減らしていくか、というのは手荒れを治すうえで大切なことになってきます。

 

手荒れの究極の原因は「乾燥」ですので、「保湿」が大事です。

特に大事なことは「こまめに保湿すること」です。

手に乾燥を感じた時、水を手で触った後、アルコール消毒をした後に「保湿」をすることで手荒れの改善に繋がります。

また治療薬によっては、炎症を抑える代わりに、乾燥しやすくなることもあります。保湿クリームを適切に使っていただきたいと思います。

販売会社によるかもしれませんが、「ジェル」よりも「クリーム」と表示されているほうが、比較的に油分量が多いようです。

「ジェル」タイプの場合、水分量が多いので沁みる可能性があります。血がにじんでいる場合、長時間保湿したい場合は「クリーム」タイプのほうがおススメです。

逆に、油分が多いと手がかゆくなる方は「ジェル」のほうがよいでしょう。

 

そして「引っ掻かない」こと。

炎症を抑える薬だけでなく、ヒスタミンを抑える薬で、かゆいと感じたら引っ掻く前に塗布することをオススメします。

ヒスタミン自体がかゆみの原因ですが、引っ掻いてしまうと、体内からよりヒスタミンが放出されてしまい、余計にかゆくなります。

「冷やす」「かゆみ止めを使う」といった方法で、できるだけかかないようにしましょう。

湿疹も気になるかと思いますが、潰そうとすると刺激によってかゆみが増しますので、放っておきましょう。

 

 

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